令和3年4月28日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合
唐丹湾で付着稚貝数増加。全県ではわずか。
調査結果の概要
唐丹湾の水深10m層の水温は9.2℃で昨年度同時期とほぼ同じでした。透明度は13mでした。
唐丹湾のホタテガイラーバは、殻長200μm未満の小型個体が56個/m3、200μm以上の大型個体が16個/m3確認されました。大型個体の割合が22%と増加し、昨年度同時期(4.5%)と比較しても多くなっています。
唐丹湾において、ホタテガイ付着稚貝数が31個/袋(採苗器7日間垂下)と増加しましたが、全県では未だわずかです。
宮城県の状況(4月22日発行ホタテガイ採苗速報(第1号))
ホタテガイラーバについて、大型個体はわずか。
ホタテガイ付着稚貝については、小規模ではあるものの確認された。