2021年ホタテガイ採苗情報(第4報)

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令和3年5月7日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

船越湾~唐丹湾で付着稚貝数急増。唐丹湾で顕著。

調査結果の概要

唐丹湾の水深10m層の水温は9.2℃で昨年度同時期と比較して約1℃低くなっています。透明度は9mでした。

唐丹湾において、ホタテガイ付着稚貝数が660個/袋(採苗器9日間垂下)と急増しました。この規模の付着数の増加は、昨年度より1か月以上早まっています。同じく、船越湾吉里吉里や釜石湾平田においても付着稚貝数が急増しました。

唐丹湾のホタテガイラーバは、殻長200μm未満の小型個体が122個/m3、200μm以上の大型個体が14個/m3確認されました。昨年度同時期(全9個/m3)と比較して、ラーバ数も多い傾向となっています。

宮城県の状況(4月28日発行ホタテガイ採苗速報(第2号))

ホタテガイラーバについて、小型、大型個体ともにごくわずか。

ホタテガイ付着稚貝はわずかに確認。

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次報は、5月12日頃に発行する予定です。