2021年ホタテガイ採苗情報(第5報)

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令和3年5月13日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

唐丹湾で付着継続。宮古湾、広田湾で付着数増加。

調査結果の概要

唐丹湾の水深10m層の水温は10.0℃で昨年度同時期と同程度となりました。透明度は9mでした。

唐丹湾において、ホタテガイ付着稚貝が457個/袋(採苗器5日間垂下)確認され、1週間あたりの付着数に換算すると増加しました(513個→640個/袋/週)。宮古湾白浜及び広田湾泊においても、付着数が増加しました。

唐丹湾のホタテガイラーバは、殻長200μm未満の小型個体が65個/m3、200μm以上の大型個体が35個/m3確認され、200μm以上の大型個体の割合が上昇しました(10.3%→35.0%)。

宮城県の状況(5月7日発行ホタテガイ採苗速報(第3報))

ホタテガイラーバについて、小型~大型が確認。大型はわずか。

唐桑、岩井崎、十三浜でホタテガイ付着稚貝が確認された。

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次報は、5月18日頃に発行する予定です。