2021年ホタテガイ採苗情報(第9報)

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令和3年6月8日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

広田湾で付着継続。全県ではわずか。

調査結果の概要

唐丹湾の水深10m層の水温は11.7℃で、昨年度同時期と比較して約1℃低くなっています。透明度は7mでした。

唐丹湾において、ホタテガイ付着稚貝が45個/袋(採苗器7日間垂下)確認され、付着数は前回に引続き少数となりました(27個→45個/袋/週)。全県的に付着はわずかですが、広田湾泊においては、付着数が前回に引続き増加しました(133個→231個/袋/週)。

唐丹湾のホタテガイラーバは、殻長200μm未満の小型個体が83個/m3、200μm以上の大型個体が14個/m3確認され、大型個体数は前回に引続き少数となりました。

宮城県の状況(6月3日発行ホタテガイ採苗通報(第7報))

週間の付着稚貝数が増加。すべての調査点で付着確認。
20210608scallopseed001

次報は、6月15日頃に発行する予定です。