令和3年10月21日発行
10月5~12日に岩手丸が実施した沿岸定線海洋観測時の0海里表面の栄養塩は、黒埼6.1µg/L、トドヶ埼3.0µg/L、尾埼5.4µg/L、椿島0.7µg/Lでした(図1)。
10海里地点の栄養塩が11月中旬に20 µg/L以上となる確率は、黒埼35~83%、トドヶ埼68~80%、尾埼42~69%、椿島60~68%と予測されました(図2)。
船越湾吉里吉里漁場で10月19日に測定した表面の栄養塩は11.3µg/Lでした。
栄養塩や水温の変化に注意し、巻き込み作業の準備を進めてください。
*栄養塩供給予測のためのソフトウェア開発は、農林水産省 農林水産技術会議による「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」による成果です。
*本予測は、栄養塩を分析してから50日先まで可能です。
*本予測は、栄養塩を分析してから50日先まで可能です。
(参考)三陸沿岸の水温情報サイト
「いわて大漁ナビ」
県内6湾の定地水温情報を1時間毎に確認できるほか、人工衛星画像で沖合の水温状況も把握できます。