令和4年2月22日発行
2月8日~9日に岩手丸が実施した沿岸定線海洋観測時の0海里表面の栄養塩は、黒埼92µg/L、トドヶ埼107µg/L、尾埼115µg/L、椿島130µg/Lでした(図1)。
船越湾吉里吉里漁場で2月15日に測定した表面の栄養塩は179µg/Lでした。
2月中旬の定地水温は、野田湾で6.7℃(平年差-0.1℃)、船越湾で5.5℃ (同-1.6℃) 、広田湾で6.9℃ (同-0.4℃)でした(図2)。
葉長は、県央部地区で82cm(測定日:1月26日)、県南部地区で97cm(同:2月2日)でした(図3)。
JAFICが発表した2月21日の表面水温分布図によると、5℃以下の冷水がトドヶ埼から椿島にかけて接岸しています。水温や栄養塩の変化を注視してください。