令和4年3月16日発行
3月1日、9日に岩手丸が実施した沿岸定線海洋観測時の0海里表面の栄養塩は、黒埼57µg/L、トドヶ埼194µg/L、尾埼200µg/L、椿島123µg/Lでした(図1)。
3月上旬の定地水温は、野田湾で5.9℃(平年差-0.5℃)、船越湾で5.4℃ (同-0.9℃) 、広田湾で6.3℃ (同-0.5℃)でした(図2)。
葉長は、県央部地区で181cm(測定日:3月10日)、県南部地区で133cm(同:3月4日)でした(図3)。
JAFICが発表した3月15日の表面水温分布図によると、5℃以下の冷水が黒埼から椿島にかけて接岸しています。水温や栄養塩の変化に注意して収穫を進めてください。