令和4年5月12日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合
唐丹湾ではホタテガイの大型ラーバ、付着稚貝数が増加。
調査結果の概要
唐丹湾の水深10m層の水温は8.8℃で、透明度は10.0mでした。水温は例年より低く推移しています。
唐丹湾では、殻長200μm未満の小型のホタテガイラーバが23個/m3、200μm以上の大型のラーバが16個/m3出現し、200μm以上の大型個体の割合が上昇しました(2.4%→41.0%)。
唐丹湾ではホタテガイ付着稚貝が146個/袋(採苗器14日間垂下)確認され、そのうち付着直後の稚貝は29個/袋でした。
県下沿岸各地でも稚貝の付着が確認されています。