令和4年9月28日発行
漁業指導調査船岩手丸が実施した海洋観測9月分(8月29日、30日実施)の結果から50日先の0海里表面の栄養塩濃度が20μg/L※を超える確率を予測しました。その結果、10月中旬には、黒埼12~36%、トドケ埼8%、尾埼0~15%、椿島0%となりました(図1)。
参考までに観測結果は図2に示しますが、例年通りまだ栄養塩は低い状況ですので、種苗(種糸)の管理をしっかり行ってください。
船越湾吉里吉里漁場の表面の栄養塩(9月6日)は、3.4μg/Lとなっています。
※ワカメ種苗の巻き込み時に必要とされる栄養塩濃度
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*栄養塩供給予測のためのソフトウェア開発は、農林水産省 農林水産技術会議による「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」による成果です。
*本予測は、栄養塩を分析してから50日先まで可能です。
*本予測は、栄養塩を分析してから50日先まで可能です。
(参考)三陸沿岸の水温情報サイト
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県内6湾の定地水温情報を1時間毎に確認できるほか、人工衛星画像で沖合の水温状況も把握できます。
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