令和5年5月15日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合
ホタテガイの小型のラーバが多く出現しています。
ホタテガイ稚貝の付着はまだ少ない状態ですが、採苗器の1/3程度の数の分散投入を始めてください。
調査結果の概要
唐丹湾の水深10m層の水温は10.2℃で、透明度は9.0mでした。水温は例年より高めとなっています。
唐丹湾では、殻長200μm未満の小型のホタテガイラーバが286個/m3(昨年同時期:23個/m3)、200μm以上の大型のラーバが3個/m3(同:16個/m3)出現しました。
ムラサキイガイ、キヌマトイガイのラーバ出現数は、昨年同時期よりも少なめとなっています。
唐丹湾では、ホタテガイの付着稚貝は2個/袋とまだ少ない状態です。
小型のホタテガイラーバは出現し始めているので、採苗器の分散投入を進めてください。