令和5年5月22日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合
ホタテガイの小型のラーバが多く出現しています。
ホタテガイ稚貝の付着は少ない状態ですが、採苗器の分散投入を継続してください。
調査結果の概要
唐丹湾の水深10m層の水温は10.9℃で、透明度は10.0mでした。水温は例年より高めとなっています。
唐丹湾では、殻長200μm未満の小型のホタテガイラーバが159個/m3(昨年同時期:85個/m3)、200μm以上の大型のラーバが12個/m3(同:12個/m3)出現しました。
ムラサキイガイ、キヌマトイガイのラーバ出現数は、昨年同時期よりも少なめとなっています。
唐丹湾では、ホタテガイの付着稚貝は2個/袋と少ない状態です。
小型のホタテガイラーバは多く出現し、大型のラーバも出現し始めているので、採苗器の分散投入を継続してください。