令和5年12月26日発行
漁業指導調査船岩手丸が実施した海洋観測12月分(11月27日~12月1日実施) の結果によれば、0海里での栄養塩濃度は前月の観測結果(8.3~28.2μg/L)を上回る40.0~45.1μg/Lとなりました。
特に尾埼定点と椿島定点では、過去2ヶ年を上回る栄養塩濃度を記録していました。
また、当センター漁場保全部が定点観測している吉里吉里漁場の栄養塩濃度(12月19日)は49.7μg/Lであり、前月の数値(37.9μg/L)を上回りました。
*栄養塩供給予測のためのソフトウェア開発は、農林水産省 農林水産技術会議による「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」による成果です。
*本予測は、栄養塩を分析してから50日先まで可能です。
*本予測は、栄養塩を分析してから50日先まで可能です。
(参考)三陸沿岸の水温情報サイト
「いわて大漁ナビ」
県内6湾の定地水温情報を1時間毎に確認できるほか、人工衛星画像で沖合の水温状況も把握できます。
お問い合わせ:企画指導部
TEL:0193-26-7914
FAX:0193-26-7920