2024年ホタテガイ採苗情報(第8報)

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令和6年6月4日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

地域間で差があるものの、ホタテガイ稚貝の付着が継続しています。

調査結果の概要

5月30日の唐丹湾の10m深水温は12.9℃、透明度は7mでした。

唐丹湾では、殻長200μm未満の小型のホタテガイラーバが128個/m3(昨年同時期:89個/m3)、200μm以上の大型のラーバが32個/m3(同:31個/m3)出現しました。

その他のラーバ出現数は、ムラサキイガイが50個 /m3、キヌマトイガイが27個 /m3 、エゾイシカゲガイが57個 /m3 、その他が2個 /m3 でした。

地域間でばらつきはあるものの、広い範囲でホタテガイ稚貝の付着が継続しています。

地場の調査結果を参考に分散投入を続けてください。

<陸奥湾の状況(ホタテガイ採苗情報第10号(5月30日発行))>
ラーバは収束(23個/m3)。付着稚貝は平年より少ないが、昨年よりは多い。

<宮城県の状況(ホタテガイ採苗通報第9報(5月29日発行))>
ラーバ、付着稚貝ともに減少傾向。

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次報は、6月6日頃に発行する予定です。