令和6年6月11日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合
ホタテガイのラーバ・付着稚貝が増加しています。
採苗器の投入を続けてください。
調査結果の概要
6月7日の唐丹湾の透明度は6mでした。水温は欠測です。
唐丹湾では、殻長200μm未満の小型のホタテガイラーバが86個/m3(昨年同時期:352個/m3)、200μm以上の大型のラーバが107個/m3(同:65個/m3)出現しました。
その他のラーバ出現数は、ムラサキイガイが77個 /m3、キヌマトイガイが40個 /m3 、エゾイシカゲガイが86個 /m3 、その他が3個 /m3 でした。
広い範囲で付着稚貝の出現が続いています。
付着稚貝の数が前回より増加している傾向にあるので、採苗器の投入を続けてください。
<噴火湾の状況(ホタテガイ採苗情報第10号(6月5日発行))>
ラーバは大型(200μm以上)が主体。
付着稚貝は、5月下旬調査時よりも増加(176~217個/袋)。