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令和6年7月16日
水温は6月よりも上昇していましたが、平年値よりもやや高い程度となっていました。
塩分は平年よりも高めですが、6月よりも緩やかに低下して平年値に近づいています。
7月8日に実施した釜石湾内観測結果をお知らせします。
湾内全域の5m層から15m層の水温は、6月よりも上昇し16~17℃台となり、平年(平成25~令和5年度の平均値)値よりもやや高い値となりました。
塩分は33台に低下しており、塩分から判断すると黒潮続流の影響が小さくなっていると考えられます。
St.4(白浜沖)の45m深より下層では溶存酸素量が、水産用水基準値の「内湾漁場の夏季底層において最低限維持しなければならない」4.3mg/Lを下回り、底層付近では3mg/L台と著しく低下して、6月よりも低酸素の層が厚みを増していました。これからまだ水温が上昇するため、注意が必要です。
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図1 釜石湾調査定点図
※St.1からSt.4(○)において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
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図2 透明度の比較(前年同月、前月)
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図3 St.1(垂水)の水温及び塩分の推移
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図4 St.2(湾北部)の水温及び塩分の推移
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図5 St.3(石浜)の水温及び塩分の推移
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図6 St.4(白浜沖)の水温及び塩分の推移
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図7 5m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません)。
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図8 10m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。
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図9 15m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。
担当:漁場保全部