令和6年11月13日
県中南部において11月中旬に入り急激に水温が上昇してきています。
それに伴い、栄養塩の低下もみられていますので、本養成の開始にあたっては今後の水温と栄養塩の動向に十分注意して判断して下さい。
1 水温の状況と見込み
○水深3~5mの定地水温は、20℃台となっている定点もあります(図1)。
○直近の表面水温衛星画像では、25℃の海水が接近しており、今後の水温変動は不明ですが、水温がさらに上昇する可能性があります(図2)。
2 養殖への影響
○高水温や低栄養塩により芽落ちする危険性があります。
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養殖管理の注意点
○巻込み
現在、海中保苗中のワカメ種苗の巻込みは、水温20℃以下、栄養塩20μg/L以上が目安です。各漁場の水温、栄養塩を確認のうえ作業を進めてください。