令和7年3月27日
水温は7~8℃台となり、2.5m層では平年と同程度、15m層では平年よりも高めとなっていました。
透明度は前年と同程度か、低くなっていました。
3月18日に実施した大船渡湾内観測結果をお知らせします。
水温は2.5m層では平年と同程度となっていましたが、15m層では平年よりも高めとなっていました。
塩分は平年並みとなっていました。
透明度は前年と同程度か低くなっており、15m層のクロロフィル蛍光値が高めとなっていることから、植物プランクトンが増加傾向となっているため透明度が低下したと考えられます。
溶存酸素は低酸素状態となっている定点はありませんでした。
-
図1 大船渡湾調査定点図
※ St.1からSt.6(○)において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
-
図2 透明度の比較(前年同月)
-
図3 St.1(湾奥)の水温及び塩分の推移
※St.1は水深10m未満
-
図4 St.2(清水)の水温及び塩分の推移
-
図5 St.3(珊瑚島)の水温及び塩分の推移
-
図6 St.4(蛸の浦)の水温及び塩分の推移
-
図7 St.5(船河原)の水温及び塩分の推移
-
図8 St.6(片頭)の水温及び塩分の推移
-
図9 表層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません)。
-
図10 2.5m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。
-
図11 15m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。 St.1は水深約10mでした。