2025年ホタテガイ採苗情報(第6報)

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令和7年5月16日
協力機関:沿海振興局水産部・水産振興センター、関係漁業協同組合

唐丹湾では、前回調査(5/8)よりも稚貝の付着数が増加しました。

調査結果の概要

5/14の唐丹湾の10m深水温は10.7℃、透明度は10mでした。

唐丹湾では、ホタテガイの殻長200μm未満の小型ラーバが2個/m3(昨年同時期:51個/m3)、200μm以上の大型のラーバが5個/m3(昨年同時期:32個/m3)出現しました。

ムラサキイガイのラーバは22個/m 3、キヌマトイガイのラーバは1個/m 3、エゾイシカゲガイのラーバが6個/m 3でした。昨年同時期と比較すると、ムラサキイガイが同程度、キヌマトイガイとエゾイシカゲが少なめでした。

唐丹湾では付着稚貝の数が増加し、83個/袋の稚貝が出現しました。また、4割程度は付着直前の稚貝でした。

まとまった数の付着稚貝が見られた場合は、採苗器の分散投入を始めてください。

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次報は、5月23日頃に発行する予定です。