令和7年10月3日
水温は前月より低下し、ほぼ平年並となりました。
塩分は全定点の5m及び15m層で、平年よりやや高めでした。
9月26日に実施した釜石湾内観測結果をお知らせします。
水温は全定点の5m及び15m層で前月より低下し、ほぼ平年並となりました。
塩分は全定点の5m及び15m層で、平年よりやや高めでした。
クロロフィル蛍光値は、St.2の15m層以外では1を超える値となり、表層から15m深付近の厚い層で植物プランクトンが増加していると考えられます。
溶存酸素量は、St.4の底層で水産用水基準値の4.3mg/Lを下回る低酸素状態となっており、注意が必要です。
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図1 釜石湾調査定点図
※St.1からSt.4において透明度の観測や表層0mから海底上1mの水質を観測した。
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図2 St.1(垂水)の水温及び塩分の推移
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図3 St.2(湾北部)の水温及び塩分の推移
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図4 St.3(石浜)の水温及び塩分の推移
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図5 St.4(白浜沖)の水温及び塩分の推移
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図6 5m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません)。
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図7 10m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。
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図8 15m層のクロロフィル蛍光値
※水質計で測定した値であり、正確な濃度ではありません。湾内の相対的な比較としてご利用ください(月をまたいでの比較はできません) 。
担当:漁場保全部
電話番号:0193-26-7919