2026年サケ稚魚放流情報No5

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令和8年4月22日

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各湾の表面水温は7~10℃台で、平年よりも宮古湾で低く、大船渡湾で高くなりました。動物プランクトン沈殿量は、唐丹湾・越喜来湾を除き、各湾で平年よりも多くなりました。

水温が上昇していること、動物プランクトンが平年より多く確認されていることから、十分なサイズに育ったサケ稚魚は、放流を検討してください。

1.表面水温(℃)

  野田湾※2 宮古湾 山田湾 唐丹湾 越喜来湾 大船渡湾
観測値(4/8,15) 8.5 7.3 8.0 8.0 8.1 10.1
平年*3 8.6 8.0 7.5 8.2 7.7 8.1
前年同期 8.1 9.1 9.5 7.7 8.2 8.9
前回観測値(3/24,25) 7.4 6.7 7.3 6.2 6.4 7.9

各湾内の表面水温は7~10℃台で、宮古湾で平年より低く、大船渡湾で平年より高くなり、他の湾では平年並みとなりました(図1)。前回の観測・調査(3月24日、25日)と比べると、各湾ともに水温が0.6~2.2℃上昇しました。

2.動物プランクトン沈殿量(ノルパックネット鉛直20m曳き、mL/m3)

  野田湾※2 宮古湾 山田湾 唐丹湾 越喜来湾 大船渡湾
観測値(4/8,15) 0.63 1.72 1.93 0.93 0.99 1.78
平年*3 0.33 1.41 1.09 1.34 1.12 0.99
前年同期 0.31 1.32 2.50 0.66 0.73 1.19
前回観測値(3/24,25) 0.35 1.12 1.13 1.19 1.59 1.92

動物プランクトン沈殿量は、唐丹湾・越喜来湾を除いて平年よりも多くなりました(図2)。前回の観測・調査(3月24日、25日)と比べると、南側の湾(唐丹湾~大船渡湾)では0.14~0.6mL/m3減少した一方、北側の湾(野田湾~山田湾)では0.28~0.8 mL/m3増加しました。
今後、本県沿岸域に親潮の差込みや黒潮続流の北偏等は見られず、徐々に水温が上昇する見込みです。北海道太平洋沿岸の冷水も縮退傾向にあることから、十分なサイズに育ったサケ稚魚は、放流を検討してください。

3.その他

(1) 北上丸による沿岸海洋観測・動物プランクトン発生状況調査(5湾)及び当センター並びに県北広域振興局水産部による野田湾の観測調査によるものです。
(2) いわて大漁ナビ(https://www.suigi.pref.iwate.jp/)の定地水温情報・衛星画像や当センター発行の海況情報等も参考にしてください。
※1 宮古湾・山田湾は4月8日、唐丹湾・越喜来湾・大船渡湾は4月15日に観測・調査を実施。
※2 野田湾は4月15日に観測・調査を実施、動物プランクトン沈殿量はネットを2回曳いて測定。
※3 平年は過去20~23年間の同期の平均値。野田湾はH17、H19及びR3~7の7年間の調査結果の平均値。

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図1 6湾における動物プランクトン沈殿量及び表面水温の月旬毎の変化
※水温値が欠落している箇所は欠測であり、併せて同期の沈殿量データも欠落している。
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図2 令和8年4月16日の海面水温図
※気象庁HP(気象庁 | 海面水温実況図 (jma.go.jp))より引用
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図3 令和8年4月30日の海面水温予想図
※気象庁HP(気象庁 | 海面水温実況図 (jma.go.jp))より引用

漁業資源部(担当:及川)
TEL: 0193-26-7915