令和2年11月5日
北部日本海及び太平洋側を中心に確認されています
一般社団法人漁業情報サービスセンターがとりまとめた結果の概要を紹介します。
1.本県における大型クラゲ出現状況(図1)
10月26日に久慈地区の定置網(2ヶ統)で大型クラゲの入網が確認されました。1ヶ統あたりの入網数は20個体以下と少量に留まっています。
2.全国の大型クラゲ出現状況の概要(図1)
最近2週間の大型クラゲの出現は、山陰地方から太平洋側まで広範囲で確認されていますが、出現数はいずれも少量に留まっています。また、主な出現海域は北部日本海及び太平洋側に推移しており、山陰地方から北陸地方での出現数は減少しています。
上記1及び2の情報から判断すると、今後、本県海域に大量出現する可能性は極めて低いと考えられますが、定期的に全国の出現動向を把握するようお願いします。
また、県内での入網状況や目撃情報などありましたら、最寄りの水産部、水産振興センター、または水産技術センターまでお知らせください。
(参考)
大型クラゲに関する情報は、漁業情報サービスセンターが随時ホームページで公開しておりますので、併せて御覧ください(URL:http://www.jafic.or.jp/kurage/)。