令和2年11月20日発行
三陸海域よりも沖合を南下する魚群が多く、11月下旬~12月中旬は断続的な来遊となる。
11月19日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2020年度第8回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (11月下旬~12月下旬)抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
・ 道東海域よりも南側を南下する魚群が多く、魚群の来遊はない。
(2)漁場
・漁場は形成されない。
2 三陸海域
(1)来遊量
・三陸海域よりも沖合を南下する魚群が多く、11月下旬~12月中旬は、断続的な来遊となる。
・12月下旬は、魚群の来遊はない。
(2)漁場
・11月下旬~12月上旬は、三陸南部に散発的に漁場が形成される。
・12月中旬以降は、漁場は形成されない。
3 常磐海域
(1)来遊量
・11月下旬~12月中旬は低位水準である。12月下旬は、断続的な来遊となる。
(2)漁場
・11月下旬~12月中旬は、常磐北部に漁場が形成される。12月下旬は、漁場は形成されない。
詳しくは漁業情報サービスセンターのホームページをご覧ください。
https://www.jafic.or.jp/information/category/news/