2021年度 第3回サンマ中短期漁況予報(漁況情報号外)

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令和3年10月4日発行

10月下旬は、三陸沿岸から離れた沖合に漁場が形成される可能性がある。

9月29日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2021年度第3回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。

今後のサンマ漁況の見通し (10月上旬~11月中旬) 抜粋

・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群

1 道東海域

(1)来遊量
・10月上旬は沖合から魚群が来遊するが、来遊量は前年よりやや多いものの少なく断続的。
・10月中旬は低位水準であるが増加する。10月下旬は低位水準で減少し、11月上旬には断続的な来遊となり終漁となる。多くの魚群は、道東海域よりも東側~南側を南下する。

(2)漁場
・10月上旬の主漁場は、道東海域より東側の公海となるが、落石沖合にも散発的に漁場が形成される。
・10月中旬~下旬は、落石沖合と襟裳岬沖に漁場が形成される。11月上旬は襟裳岬沖に漁場が残る。

2 三陸海域

(1)来遊量
・10月上旬~中旬は来遊がない。10月下旬は断続的な来遊があり、11月上旬は低位水準で増加する。
・11月中旬は低位水準で推移する。来遊量は前年同様少ない。

(2)漁場
・10月下旬は、三陸沿岸から離れた沖合に漁場が形成される可能性がある。11月上旬~中旬は、三陸南部に漁場が形成される。

3 常磐海域

(1)来遊量
・10月上旬~下旬は来遊がない。11月上旬は断続的な来遊があり、11月中旬は低位水準で増加する。

(2)漁場
・10月上旬~下旬は漁場が形成されない。11月上旬~中旬は常磐北部に漁場が形成される。

@horikoshi##7917
詳しくは漁業情報サービスセンターのホームページをご覧ください。
https://www.jafic.or.jp/information/category/news/

ご意見など漁業資源部(担当:佐藤)までお寄せください。