令和3年10月11日発行
11月上旬~下旬は、三陸南部に漁場が形成される。
10月8日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2021年度第4回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (10月中旬~11月下旬) 抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
・10月中旬は低位水準であるが増加する。10月下旬は低位水準で減少し、11月上旬には断続的な来遊となり終漁となる。多くの魚群は、道東海域よりも東側~南側を南下する。
(2)漁場
・10月中旬~下旬は、落石沖合と襟裳岬沖に漁場が形成される。11月上旬は襟裳岬沖に漁場が残る。
2 三陸海域
(1)来遊量
・10月中旬は来遊がない。10月下旬は断続的な来遊があり、11月上旬は低位水準で増加する。
・11月中旬~下旬は低位水準で推移する。来遊量は前年同様少ない。
(2)漁場
・10月下旬になると漁場が形成される可能性があるが、三陸沿岸から離れた沖合となる。11月上旬~下旬は三陸南部に漁場が形成される。
3 常磐海域
(1)来遊量
・10月中旬~下旬は来遊がない。11月上旬は断続的な来遊があり、11月中旬は低位水準で増加する。11月下旬は低位水準で推移する。
(2)漁場
・10月中旬~下旬は漁場が形成されない。11月上旬~下旬は常磐北部に漁場が形成される。
詳しくは漁業情報サービスセンターのホームページをご覧ください。
https://www.jafic.or.jp/information/category/news/