令和5年9月21日発行
三陸海域では、10月下旬になると断続的な来遊があるが、来遊量は少ない。
9月19日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2023年度第2回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (9月下旬~11月上旬)抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
・9月中旬~下旬は、道東海域への魚群の来遊はない。
・10月上旬~11月上旬になると沖合から魚群が来遊する可能性もあるが、来遊量は前年並みで少なく、来遊は断続的。
・多くの魚群は、道東海域よりも東~南側を南下し、道東近海に来遊する群は極めて少ない。
(2)漁場
・9月下旬は、道東海域には漁場は形成されず、主漁場は道東海域より東側の公海となる。
・10月上旬~11月上旬に、落石の沖合に散発的に漁場が形成される。
2 三陸海域
(1)来遊量
・9月下旬~10月中旬は来遊がない。
・10月下旬~11月上旬は断続的な来遊があるが、来遊量は少ない。
(2)漁場
・11月上旬まで、漁場は形成されない。
詳しくは漁業情報サービスセンターのホームページをご覧ください。
https://www.jafic.or.jp/information/2023/09/19/1081/