令和5年11月30日発行
三陸海域における12月上旬の来遊量は、低位水準で推移し、12月中旬以降は断続的な来遊となり終漁となる。
11月29日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2023年度第9回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (12月上旬~12月下旬)抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
・12月上旬以降、来遊は無い。
(2)漁場
・12月上旬以降、漁場は形成されない。
2 三陸海域
(1)来遊量
・12月上旬の来遊量は、低位水準で推移する。
・12月中旬以降は断続的な来遊となり、終漁となる。魚群の多くが、三陸海域の東側を南下する。
(2)漁場
・12月上旬~中旬は、三陸南部海域に漁場が形成される。12月下旬は、漁場は形成されない。
3 常磐海域
(1)来遊量
・12月上旬~12月下旬は、断続的な来遊があるが、来遊量は少ない。
(2)漁場
・ 12月上旬~12月中旬は、常磐北部に漁場が形成される。12月下旬は、漁場は形成されない
詳しくは漁業情報サービスセンターのホームページをご覧ください。
https://www.jafic.or.jp/information/2023/11/29/1126/