令和6年8月30日発行
来遊量は前年をやや上回り、対象期間を通じて漁場となる。
8月30日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから「2024年度 第1回 太平洋スルメイカ中短期漁況予報」が発表されましたので、内容を紹介します。
2024年度第1回太平洋スルメイカ長期漁況予報公表後の漁況経過を主要な情報として、太平洋における令和6年9月のスルメイカの来遊量を予測したものです。
今後のスルメイカ漁況の見通し (令和6年9月) 抜粋
対象海域:常磐~三陸海域、津軽海峡~道南太平洋海域、道東太平洋海域
対象漁業:いか釣り、底びき網、定置網、まき網
対象魚群:冬季発生系群(2024年級群)
1 常磐~三陸海域(いか釣り、底びき網、定置網、まき網)
(1)来遊量:前年をやや上回る。
(2)漁期・漁場:対象期間を通じて漁場となる。
2 津軽海峡~道南太平洋海域(いか釣り、定置網)
(1)来遊量:前年を下回る。
(2)漁期・漁場:対象期間を通じて漁場となる。
3 道東太平洋海域(いか釣り、底びき網)
(1)来遊量:前年並。
(2)漁期・漁場:漁場形成は散発的で、明瞭な主漁期はない。
御意見等は、漁業資源部(担当: 村上)までお寄せください。
なお、本予報の詳細については、一般社団法人漁業情報サービスセンターWebページ
(https://www.jafic.or.jp/information/category/news/)を御参照願います。