令和6年11月13日発行
三陸海域では、来遊量は増加するが、11月中旬は低位水準である。
11月8日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2024年度 第7回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (11月中旬~12月下旬)抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
・ 来遊量は減少し、11月中旬~下旬は低位水準。 12月上旬は断続的な来遊となり、終漁となる。
・ 多くの魚群は、道東海域よりも東~南側を南下する。
(2)漁場
・11月中旬~下旬は、落石沖と襟裳岬沖に漁場が形成される。12月上旬以降、漁場は形成されない。
2 三陸海域
(1)来遊量
・11月中旬の来遊量は増加するが低位水準。
・11月下旬~12月上旬は、低位水準で推移する。12月中旬~下旬は、断続的な来遊となる。
(2)漁場
・11月中旬~12月中旬は、三陸南部に漁場が形成される。12月下旬は、漁場は形成されない。
3 常磐海域
(1)来遊量
・ 11月中旬は、来遊は無い。
・11月下旬~12月下旬は、断続的な来遊があるが、来遊量は少ない。
(2)漁場
・11月下旬~12月中旬は、常磐北部沖合に散発的に漁場が形成される。
・12月下旬は、漁場は形成されない。
詳しくは漁業情報サービスセンターのホームページをご覧ください。
https://www.jafic.or.jp/notice2/20241108.pdf