令和8年4月16日
青森県太平洋沿岸域で局所的にキタミズクラゲ等の大量入網が確認されています。
1.本県におけるキタミズクラゲ出現状況
現時点で本県海域において、キタミズクラゲ等の大量出現は報告されていません。
2.全国のキタミズクラゲ出現状況の概要
漁業情報サービスセンターがとりまとめた情報によると、4月以降、青森県六ヶ所村沿岸の定置網で、キタミズクラゲ及びキタノアカクラゲ等の大量入網が確認されています(図1)。青森県水産総合研究所からの速報では、同定置網に4月9日に約1トンが入網しましたが、他の定置網への入網はありませんでした。青森県沿岸部への親潮系冷水の差込みが、大量出現の要因の一つと考えられます。
上記1及び2の情報から判断すると、現在、青森県に局所的に分布しているクラゲ類が、本県沿岸域に南下する可能性があります。4月末ごろから津軽暖流が強くなる海況予測となっており(図2)、本県の定置網漁業が本格化する時期に、キタミズクラゲ等の大量出現が重なる恐れがありますので、ご注意ください。
前年は、北海道日高地区の定置網でキタミズクラゲの大量入網が確認されたほか、4月12日以降には本県釜石市の定置網でも入網が報告されており、久々にキタミズクラゲが大量出現した年となりました。黒潮の北偏が収まり、春季の海水温が10℃未満で推移する傾向にあるため、キタミズクラゲの大量出現のリスクが高まっていると考えられます。
なお、キタミズクラゲ等のクラゲ類の大量入網や大量出現の情報などが確認されましたら、最寄りの水産部、水産振興センター又は水産技術センターまで(できれば写真を添付のうえ)お知らせください。
(参考)キタミズクラゲに関する情報は、今後、漁業情報サービスセンターがホームページで公開する見込みですので、併せてご確認ください(URL:http://www.jafic.or.jp/kitamizu/)。

(提供:青森県水産総合研究所)

※気象庁HP(気象庁 | 表層水温・海流実況図)より引用