平成27年10月23日
10月21日に、岩手県南部沿岸域において岩手県漁業指導調査船・岩手丸によるサンマ漁場調査を行いましたので、結果をお知らせ致します。
椿島沖5.6海里で濃い魚群を確認。
表面水温は17℃台。
漁獲物の肉体長は24~32cm台、30cm台主体でした。
1.水温
調査点(椿島沖・5.6海里)における表面水温は17.7℃、50m深は17.0℃となっていました。
2.調査結果
調査点における漁獲量は5tで、網数は1回でした。漁獲されたサンマの肉体長(下あごから尾びれの肉質部末端までの直線距離)の範囲は、24~32cm台(30cm台主体)でした(図2)。脂肪率は2~32%で、平均脂肪率は14%でした(図3、フィッシュ・アナライザ使用)。魚体の割合(大:中:小)は、1:7:2でした。
また、混獲物はありませんでした。