平成28年7月21日
7月19~21日に、岩手県漁業指導調査船岩手丸により、岩手県沿岸域においていか釣調査を行いましたので、その結果をお知らせ致します。
水温は表面が18~19℃台、50m深が13~14℃台。
釣獲されたスルメイカの外套背長は県北部で20cm(30尾入)、県中南部で16cm(50尾入)が主体。
1.水温
各調査点における表面水温は、調査点1(黒埼沖・水深154m)で19.1℃、調査点2(トドヶ埼沖・水深207m)及び調査点3(御箱埼沖・水深217m)で18.7℃でした。
50m深水温は、調査点1で13.0℃、調査点2で13.3℃、調査点3で14.2℃でした。
2.調査結果
各調査点におけるスルメイカ釣獲尾数は、調査点1で7尾、調査点2で5尾、調査点3で8尾でした。釣機1台1時間あたりのスルメイカ釣獲尾数(CPUE)は、調査点1で1.2尾、調査点2で0.8尾、調査点3で1.3尾でした(図1)。
釣獲されたスルメイカの外套背長(胴体の長さ)は、調査点1で15~20cm台(30尾入)、調査点2で14~16cm台(50尾入)、調査点3で11~15cm台主体でした(図2)。