平成28年9月7日
山形県沖で大型クラゲと思われる個体が確認されました
一般社団法人・漁業情報サービスセンターがとりまめた結果の概要を紹介します。
1.本県周辺における大型クラゲ出現状況
現時点では、本県周辺で大型クラゲの出現は報告されておりません。
2.一般社団法人・漁業情報サービスセンターによる出現動向の概要(図1)
9月5日に山形県沖で大型クラゲと思われる個体が確認されました(3個体)。これは最北端の確認情報です。
このほか、福井県若狭湾などで定置網への入網がありますが、いずれも数量的にまとった入網はなく(1~12個体)、操業の大きな支障にはなっていない模様です。
しかし、日本海の沖合域では群の疎密があるようですので、今後の動向には注意が必要です。
これらの情報から、大型クラゲが津軽海峡を越え本県に来遊する可能性もありますので(数量は不明)、入網状況や目撃情報などありましたら、最寄の水産部、水産振興センター、または水産技術センターまでお知らせください。
(参考)
大型クラゲに関する情報は、 漁業情報サービスセンター が随時ホームページで公開しておりますので、併せてご利用ください。
担当:漁業資源部(児玉)
漁業情報サービスセンター 大型クラゲ出現情報 より引用