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サワラ(定置網)、イカナゴ(こうなご棒受網)の水揚が多くなっています。
スケトウダラ(底びき網)の水揚は、例年を下回る水準で推移しています。
1.水揚状況(県内主要6港集計値)
5月下旬の県内主要6港(久慈、宮古、山田、大槌、釜石、大船渡)における水揚状況を取りまとめた結果をお知らせ致します。
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(1) サクラマス(定置網)は、久慈を主体に水揚がありました。
旬水揚は、前年比1.1倍、過去5年平均比46%の3.5トンで、前年を上回り、平均を下回りました。
主要6港における5月上旬までの累計は、10 トン(前年比89%、過去5年平均比56%)でした。
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(2) サワラ(定置網)は、宮古、大船渡を主体に水揚がありました。
旬水揚は、前年比18倍、過去5年平均比14倍の48トンで、前年並びに平均を上回りました。
主要6港における5月上旬までの累計は、55トン(前年比6.7倍、過去5年平均比18倍)でした。
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(3) マコガレイ・マガレイ(小延縄+底刺網)は、宮古、大船渡を主体に水揚がありました。
旬水揚は、前年比2.3倍、過去5年平均比95%の2トンで、前年を上回り、平均を下回りました。
主要6港における5月上旬までの累計は、11トン(前年比98%、過去5年平均比83%)でした。
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(4) スケトウダラ(底びき網)は、宮古で水揚がありました。
旬水揚は、前年比55%、過去5年平均比85%の289トンで、前年並びに平均を下回る水準で推移しています。
主要6港における5月上旬までの累計は、1,980トン(前年比70%、過去5年平均比70%)でした。
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(5) イカナゴ(こうなご棒受網)は、久慈を主体に水揚がありました。
旬水揚は、前年比9.0倍、過去5年平均比13倍の194トンで、前年並びに平均を上回る水準で推移しています。
主要6港における5月上旬までの累計は、461トン(前年比8.1倍、過去5年平均比16倍)でした。
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(6) タコ類(かご)は、宮古を主体に水揚がありました。
旬水揚は、前年比69%、過去5年平均比1.1倍の27トンで、前年を下回り、平均を上回りました。
主要6港における5月上旬までの累計は、93トン(前年比54%、過去5年平均並み)でした。
2. 調査結果、その他の情報
ご意見等は、漁業資源部(担当: 及川・川島)までお寄せ下さい。