漁況情報(PDFファイル)のダウンロードページはこちら
スルメイカ(定置網)、イカナゴ(こうなご棒受網)の水揚が好調です。
マダラ(たら延縄)の水揚が低調です。
1.水揚状況(県内主要5港集計値)
5月下旬の県内主要5港(久慈、宮古、山田、釜石、大船渡)における水揚状況を取りまとめた結果をお知らせいたします。(大槌データ未取得のため、大槌を除く5港での集計値となっています。)
-
(1) サクラマス(定置網)は、県内全域で水揚がありました。
旬水揚は、前年比1.1倍、過去5年平均比74%の2.8トンで、前年を上回り、平均を下回りました。
主要5港における5月下旬までの累計は、17トン(前年比79%、過去5年平均比73%)でした。
-
(2) サバ類(定置網)は、釜石を主体に水揚がありました。
旬水揚は、前年並、過去5年平均比1.2倍の277トンで、平均を上回りました。
主要5港における5月下旬までの累計は、1,202トン(前年比1.1倍、過去5年平均比2.1倍)でした。
-
(3) スルメイカ(定置網)は、大船渡を主体に水揚がありました。
旬水揚は、前年比4.0倍、過去5年平均比1.2倍の4.0トンで、前年並びに平均を上回りました。
主要5港における5月下旬までの累計は、7.6トン(前年比2.6倍、過去5年平均比1.9倍)でした。
-
(4) スケトウダラ(底びき網)は、宮古で水揚がありました。
旬水揚は、前年比1.8倍、過去5年平均比73%の373トンで、前年を上回り、平均を下回りました。
主要5港における5月下旬までの累計は、2,774トン(前年比77%、過去5年平均比73%)でした。
-
(5) イカナゴ(こうなご棒受網)は、大船渡を主体に水揚がありました。
旬水揚は、前年比714倍、過去5年平均比256倍の355トンで、前年並びに平均を上回る水準で推移しています。
主要5港における5月下旬までの累計は、1,013トン(前年比12倍、過去5年平均比25倍)でした。
-
(6) マダラ(たら延縄)は、宮古で水揚がありました。
旬水揚は、前年比24%、過去5年平均比42%の5.4トンで、前年並びに平均を下回る水準で推移しています。
主要5港における5月下旬までの累計は、114トン(前年比70%、過去5年比83%)でした。
2. 調査結果、その他の情報
ご意見等は、漁業資源部(担当: 及川・川島)までお寄せ下さい。