ブリ(定置網)、マダラ(たら延縄)の水揚が低調です。
1.水揚状況(県内主要6港集計値)
7月下旬の県内主要6港(久慈、宮古、山田、大槌、釜石、大船渡)における水揚状況を取りまとめた結果をお知らせいたします。
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(1)さば類(定置網)は、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比37%、過去5年平均比67%の755トンで、前年及び平均を下回りました。
主要6港における7月下旬までの累計は、4,935トン(前年比68%、過去5年平均並み)でした。
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(2)ブリ(定置網)は、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比7.8倍、過去5年平均比27%の185トンで、前年を上回り、平均を下回りました。
主要6港における7月下旬までの累計は、1,010トン(前年比68%、過去5年平均比55%)でした。 -
(3)スルメイカ(定置網)は、釜石、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比60%、過去5年平均比71%の33トンで、前年及び平均を下回りました。
主要6港における7月下旬までの累計は、114トン(前年比87%、過去5年平均比42%)でした。
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(4)スルメイカ(いか釣)は、久慈を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比1.4倍、過去5年平均比53%の110トンで、前年を上回り、平均を下回りました。
主要6港における7月下旬までの累計は、262トン(前年比2.9倍、過去5年平均比63%)でした。
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(5)タコ類(かご)は、宮古、釜石を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比96%、過去5年平均比64%の38トンで、前年及び平均を下回りました。
主要6港における7月下旬までの累計は、527トン(前年比83%、過去5年平均並み)でした。
2. 調査結果、その他の情報
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マサバ測定結果
平成29年7月31日に釜石魚市場で実施した、マサバ(定置網)の測定結果をお知らせします。
水揚物の尾叉長は28~38cmで、34㎝台が主体となっていました。 -
スルメイカ測定結果
平成29年7月24日に釜石魚市場で実施した、スルメイカ(定置網)の測定結果をお知らせします。
水揚物の外套背長(胴体部分の長さ)は14~25cmで、16㎝台が主体となっていました。