ブリ(定置網)の水揚が好調です。
サバ類(定置網)、スルメイカ(定置網、いか釣)の水揚が低調です。
1.水揚状況(県内主要6港集計値)
8月上旬の県内主要6港(久慈、宮古、山田、大槌、釜石、大船渡)における水揚状況を取りまとめた結果をお知らせいたします。
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(1)サバ類(定置網)は、宮古を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比30%、過去5年平均比27%の304トンで、前年及び平均を下回りました。
主要6港における3月からの累計は、5,238トン(前年比63%、過去5年平均比89%)でした。 -
(2)ブリ(定置網)は、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比20倍、過去5年平均比1.6倍の617トンで、前年及び平均を上回りました。
主要6港における3月からの累計は、1,627トン(前年比1.1倍、過去5年平均比73%)でした。 -
(3)スルメイカ(定置網)は、釜石を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比61%、過去5年平均比56%の19トンで、前年及び平均を下回りました。
主要6港における3月からの累計は、133トン(前年比82%、過去5年平均比43%)でした。 -
(4)スルメイカ(いか釣)は、久慈、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比25%、過去5年平均比14%の35トンで、前年及び平均を下回りました。
主要6港における3月からの累計は、297トン(前年比1.3倍、過去5年平均比44%)でした。 -
(5)マダラ(たら延縄)は、宮古を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比93%、過去5年平均比85%の54トンで、前年及び平均を下回りました。
主要6港における3月からの累計は、367トン(前年比64%、過去5年平均比75%)でした。
2. 調査結果、その他の情報
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ゴマサバ測定結果
平成29年8月7日に釜石魚市場で実施した、ゴマサバ(定置網)の測定結果をお知らせします。
水揚物の尾叉長は28~37cmで、29~33cm台が主体となっていました。 -
スルメイカ測定結果
平成29年8月2日に釜石魚市場で実施した、スルメイカ(定置網)の測定結果をお知らせします。
水揚物の外套背長(胴体部分の長さ)は11~18cmで、15cm台が主体となっていました。