さんま棒受網の水揚げが始まりました。
サンマ(さんま棒受網)、タコ類(かご)の水揚げが好調です。
サバ(定置網)の水揚が低調です。
1.水揚状況(県内主要6港集計値)
8月下旬の県内主要6港(久慈、宮古、山田、大槌、釜石、大船渡)における水揚状況を取りまとめた結果をお知らせいたします。
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(1)サバ類(定置網)は、宮古を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比7.1倍、過去5年平均比41%の240トンで、前年を上回り、平均を下回りました。
主要6港における3月からの累計は、5,640トン(前年比67%、過去5年平均比83%)でした。
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(2)ブリ(定置網)は、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比1.7倍、過去5年平均比1.2倍の443トンで、前年及び平均を上回りました。
主要6港における3月からの累計は、2,374トン(前年比1.2倍、過去5年平均比79%)でした。
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(3)スルメイカ(いか釣)は、久慈を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比3.9倍、過去5年平均比1.1倍の225トンで、前年及び平均を上回りました。
主要6港における3月からの累計は、588トン(前年比1.5倍、過去5年平均比56%)でした。
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(4)サンマ(さんま棒受網)は、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比5.8倍、過去5年平均比2.7倍の406トンで、前年及び平均を上回りました。
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(5)タコ類(かご)は、釜石を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比2.6倍、過去5年平均比1.7倍の29トンで、前年及び平均を上回りました。
主要6港における3月からの累計は、596トン(前年比87%、過去5年平均比97%)でした。
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(6)マダラ(たら延縄)は、宮古を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比3.4倍、過去5年平均比1.1倍の90トンで、前年及び平均を上回りました。
主要6港における3月からの累計は、486トン(前年比78%、過去5年平均比82%)でした。
2. 調査結果、その他の情報
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ゴマサバ測定結果
平成29年8月31日に釜石魚市場で実施した、ゴマサバ(定置網)の測定結果をお知らせします。
水揚物の尾叉長は28~36cmで、31cm台が主体となっていました。