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ブリ(定置網)、タコ類(かご)の水揚が好調です。
スルメイカ(底びき網、いか釣)、サンマ(さんま棒受網)の水揚が低調です。
1.水揚状況(県内主要6港集計値)
10月中旬の県内主要6港(久慈、宮古、山田、大槌、釜石、大船渡)における水揚状況を取りまとめた結果をお知らせいたします。
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(1) アキサケ(定置網)は、久慈を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比92%、過去5年平均比70%の178トンで、前年及び平均を下回りました。
8月からの累計は、468トン(前年比1.4倍、過去5年平均比88%)でした。
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(2)ブリ(定置網)は、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比10倍、過去5年平均比3.9倍の611トンで、前年及び平均を大きく上回りました。
3月からの累計は、6,880トン(前年比3.1倍、過去5年平均比1.8倍)でした。
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(3)スルメイカ(底びき網)は、宮古で水揚がありました。
旬水揚は、前年比22%、過去5年平均比59%の83トンで、前年及び平均を下回りました。
3月からの累計は、574トン(前年比29%、過去5年平均比55%)でした。
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(4)スルメイカ(いか釣)は、久慈を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比2.3倍、過去5年平均比51%の59トンで、前年を上回り、平均を下回りました。
3月からの累計は、1,057トン(前年比1.3倍、過去5年平均比64%)でした。
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(5)サンマ(さんま棒受網)は、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比51%、過去5年平均比46%の1,672トンで、前年及び平均を下回りました。
8月からの累計は、5,787トン(前年48%、過去5年平均比42%)でした。
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(6)タコ類(かご)は、釜石を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比4.6倍、過去5年平均比6.8倍の62トンで、前年及び平均を大きく上回りました。
3月からの累計は、794トン(前年1.1倍、過去5年平均比1.2倍)でした。
2. 調査結果、その他の情報
大型クラゲ情報
今年は、対馬周辺~山陰沖でごく少量の発見に留まっています。 そのため、本県海域への大型クラゲの来遊数は、極めて少ないと考えられます。
ご意見等は、漁業資源部(担当: 及川・川島)までお寄せ下さい。