平成29年10月31日
10月26~27日に、岩手県南部沿岸域において岩手県漁業指導調査船・岩手丸によるサンマ漁場調査を行いましたので、結果をお知らせ致します。
釜石沖17海里で魚群を確認。
表面水温は17.3℃。
漁獲物の肉体長は21~32cm、30cmが主体でした。
1.水温
調査点(釜石沖・17海里)における表面水温は17.3℃、50m深は15.0℃となっていました。
2.調査結果
調査点における漁獲量は0.3トンで、網数は1回でした。漁獲されたサンマの肉体長(下あごから尾びれの肉質部末端までの直線距離)の範囲は、21~32cm(30cmが主体)でした(図2)。脂肪率は3~34%で、平均脂肪率は13%でした(図3、フィッシュ・アナライザ使用)。魚体の割合(大:中:小)は、10:3:7でした。
また、混獲物はありませんでした。