平成29年11月9日
ブリ(定置網)、タコ類(かご)の水揚が好調です。
秋サケ(定置網)の水揚は、平均を下回る水準で推移しています。
10月の県内主要5港(久慈、宮古、山田、釜石及び大船渡)における水揚状況を取りまとめた結果をお知らせします。
1. 定置網
10月の水揚量は3,418トン(平成28年度同期比234%、平成27年度同期比149%、過去5年平均※比78%)でした。10月までの累計水揚量は15,763トン(平成28年度同期比113%、過去5年平均比69%)となりました。
※平成18~22年度(震災前5ヶ年)の平均値
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(1)秋サケは、久慈を中心に水揚がありました。
10月の水揚量は789トン(平成28年度同期比169%、平成27年度同期比82%、過去5年平均比44%)でした。累計水揚量は918トン(平成28年度同期比170%、過去5年平均比44%)となりました。 -
(2)ブリは、大船渡を中心に県内全域で水揚がありました。
10月の水揚量は2,148トン(平成28年度同期比713%、平成27年度同期比521%、過去5年平均比323%)でした。累計水揚量は7,382トン(平成28年度同期比304%、過去5年平均比479%)となりました。
2. いか釣
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久慈を中心に水揚があり、10月の水揚量は118トン(平成28年度同期比160%、平成27年度同期比64%、過去5年平均比12%)でした。10月までの累計水揚量は1,071トン(平成28年度同期比126%、過去5年平均比27%)となりました。
3. さんま棒受け網
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大船渡を中心に水揚があり、10月の水揚量は5,721トン(平成28年度同期比63%、平成27年度同期比52%、過去5年平均比30%)でした。10月までの累計水揚量は7,306トン(平成28年度同期比46%、過去5年平均比22%)となりました。
4. かご
10月の水揚量は183トン(平成28年度同期比411%、平成27年度同期比399%、過去5年平均比259%)でした。10月までの累計水揚量は915トン(平成28年度同期比127%、過去5年平均104%)となりました。
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タコ類は、釜石でマダコを主体に水揚があり、10月の水揚量は169トン(平成28年度同期比435%、平成27年度同期比586%、過去5年平均比330%)でした。累計水揚量は827トン(平成28年度同期比125%、過去5年平均比105%)となりました。
ご意見等は、漁業資源部(担当:髙梨・児玉)までお寄せ下さい。
※集計値は、岩手県水産情報配信システムによるものです。