平成29年11月10日発行
三陸海域では、11月中旬は低位水準で減少する。
11月9日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「平成29年度第7回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (平成29年11月中旬~12月下旬) 抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
11月中旬は、低位水準で減少し、終漁となる。
(2)漁場
襟裳岬に漁場が残る。
2 三陸海域
(1)来遊量
11月中旬~12月上旬は低位水準で減少する。12月中旬は断続的な来遊となる。12月中旬は、来遊量が少なく終漁となる。
(2)漁場
11月中旬三陸北部~南部が、11月下旬~12月中旬は三陸南部が漁場となる。
3 常磐海域
(1)来遊量
11月中旬は低位水準であるが増加する。11月下旬~12月中旬は低位水準で減少する。12月下旬は断続的な来遊となる。
(2)漁場
11月中旬~12月上旬は常磐北部~南部が漁場となる。12月中旬は、常磐南部が漁場となる。12月下旬は、漁場は形成されない。
※水準について
高位水準:大型船(100t以上)が一晩で満船になる量
中位水準: 〃 が二晩で満船になる量
低位水準: 〃 が三晩で満船になる量
ご意見等は、漁業資源部(担当: 川島、児玉)までお寄せ下さい。
詳しくは漁業情報サービスセンターのホームページをご覧ください。
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http://www.jafic.or.jp/gyokaikyo/sanma/20171109.pdf