マイワシ(定置網)、ヤリイカ(定置網)の水揚が好調です。
スルメイカ(底びき網) の水揚が低調です。
1．水揚状況(県内主要6港集計値)
1月上旬の県内主要6港(久慈、宮古、山田、大槌、釜石、大船渡)における水揚状況を取りまとめた結果をお知らせいたします。
-
（１）アキサケ（定置網）は、宮古を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比76％、過去5年平均比68％の65トンで、前年及び平均を下回りました。
8月からの累計は、3,763トン（前年比77％、過去5年平均比54％）でした。
-
（２）マイワシ（定置網）は、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比2.2倍、過去5年平均比2.7倍の725トンで、前年及び平均を大きく上回りました。
3月からの累計は、2,659トン（前年比1.3倍、過去5年平均比2.0倍）でした。
-
（３）サバ類（定置網）は、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比2.7倍、過去5年平均比1.9倍の137トンで、前年及び平均を上回りました。
3月からの累計は、8,400トン（前年比85％、過去5年平均比95％）でした。
-
（４）ヤリイカ（定置網）は、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比4.6倍、過去5年平均比2.6倍の25トンで、前年及び平均を大きく上回りました。
3月からの累計は、264トン（前年比4.7倍、過去5年平均比1.9倍）でした。
-
（５）スルメイカ（底びき網）は、宮古で水揚がありました。
旬水揚は、前年比1.8倍、過去5年平均比55％の121トンで、前年を上回り、平年を下回りました。
3月からの累計は、1,801トン（前年比57％、過去5年平均比38％）でした。
-
（６）タコ類（かご）は、宮古、釜石、大船渡を中心に水揚がありました。
旬水揚は、前年比89％、過去5年平均比1.2倍の26トンで、前年を下回り、平均を上回りました。漁獲物の組成は、ミズダコが56.3％、マダコが43.5％でミズダコがやや多くなっていました。
3月からの累計は、1,255トン（前年1.3倍、過去5年平均比1.5倍）でした。
2. 調査結果、その他の情報
-
マイワシ測定結果
平成30年1月5日に釜石魚市場で実施した、マイワシ（定置網）の測定結果をお知らせします。
水揚物の被鱗体長は17.0～23.0cmで20.0cm台が主体がとなっていました。