平成30年1月12日
マイワシ(定置網)、タコ類(かご)の水揚が好調です。
秋サケ(定置網)の水揚は、平均を下回る水準で推移しています。
12月の県内主要5港(久慈、宮古、山田、釜石及び大船渡)における水揚状況を取りまとめた結果をお知らせします。
1. 定置網
12月の水揚量は4,255トン(平成28年度同期比1.3倍、平成27年度同期比1.2倍、過去5年平均※比59%)でした。12月までの累計水揚量は23,418トン(平成28年度同期比1.2倍、過去5年平均比61%)となりました。
※平成18~22年度(震災前5ヶ年)の平均値
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(1)秋サケは、宮古を中心に水揚がありました。
12月の水揚量は1,129トン(平成28年度同期比66%、平成27年度同期比81%、過去5年平均比23%)でした。累計水揚量は3,508トン(平成28年度同期比76%、過去5年平均比25%)となりました。
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(2)マイワシは、大船渡を中心に水揚がありました。
12月の水揚量は1,305トン(平成28年度同期比並、平成27年度同期比1.3倍、過去5年平均比63倍)でした。累計水揚量は1,892トン(平成28年度同期比1.3倍、過去5年平均比16倍)となりました。
2. いか釣
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大船渡を中心に水揚があり、12月の水揚量は5トン(平成28年度同期比28%、平成27年度同期比5%、過去5年平均比1%)でした。12月までの累計水揚量は1,108トン(平成28年度同期比1.3倍、過去5年平均比22%)となりました。
3. さんま棒受け網
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大船渡を中心に水揚があり、12月の水揚量は869トン(平成28年度同期比4.9倍、平成27年度同期比75倍、過去5年平均比21%)でした。12月までの累計水揚量は14,098トン(平成28年度同期比65%、過去5年平均比29%)となりました。
4. かご
12月の水揚量は157トン(平成28年度同期比1.6倍、平成27年度同期比2.0倍、過去5年平均比1.2倍)でした。12月までの累計水揚量は1,316トン(平成28年度同期比1.4倍、過去5年平均1.2倍)となりました。
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タコ類は、マダコを主体に水揚がありました。
12月の水揚量は141トン(平成28年度同期比1.6倍、平成27年度同期比2.1倍、過去5年平均比1.3倍)でした。累計水揚量は1,197トン(平成28年度同期比1.4倍、過去5年平均1.2倍)となりました。
ご意見等は、漁業資源部(担当:髙梨・児玉)までお寄せ下さい。
※集計値は、岩手県水産情報配信システムによるものです。