2017年度漁況月報No10 | 岩手県水産技術センターWeb

平成30年2月15日

マイワシ(定置網)の水揚が好調です。

ケガニ(かご)の水揚は、平均を下回る水準で推移しています。

1月の県内主要5港(久慈、宮古、山田、釜石及び大船渡)における水揚状況を取りまとめた結果をお知らせします。

1月の水揚量は2,352トン(平成28年度同期比2.9倍、平成27年度同期並、
過去5年平均※比1.9倍)でした。1月までの累計水揚量は25,770トン(平成28年度同期比1.2倍、過去5年平均比65％)となりました。
※平成18～22年度(震災前5ヶ年)の平均値

（１）　秋サケは、宮古を中心に水揚がありました。
　１月の水揚量は90トン（平成28年度同期比62％、平成27年度同期並、過去５年平均比16％）でした。累計水揚量は3,598トン（平成28年度同期比76％、過去５年平均比25％）となりました。
（２）　マイワシは、大船渡を中心に水揚がありました。
　１月の水揚量は1,891トン（平成28年度同期比4.1倍、平成27年度同期比1.3倍、過去５年平均比61倍）でした。累計水揚量は3,782トン（平成28年度同期比2.0倍、過去５年平均比25倍）となりました。

1月の水揚量は201トン(平成28年度同期比76％、平成27年度同期比46％、
過去5年平均比54％)でした。1月までの累計水揚量は1,934トン(平成28年度同期比95％、過去5年平均比99％)となりました。

　マダラは、宮古を中心に水揚がありました。
　１月の水揚量は123トン（平成28年度同期比60％、平成27年度同期比36％、過去５年平均比45％）でした。累計水揚量は1,188トン（平成28年度同期比77％、過去５年平均比1.1倍）となりました。

1月の水揚量は74トン(平成28年度同期並、平成27年度同期比1.2倍、
過去5年平均比88％)でした。1月までの累計水揚量は1,390トン(平成28年度同期比1.4倍、過去5年平均比1.2倍)となりました。

（１）　タコ類は、宮古、釜石を中心に水揚がありました。
　１月の水揚量は64トン（平成28年度同期並、平成27年度同期比1.3倍、過去５年平均比1.2倍）でした。累計水揚量は1,262トン（平成28年度同期比1.4倍、過去５年平均比1.2倍）となりました。
（２）　ケガニは、宮古を中心に水揚がありました。
　１月の水揚量は１トン（平成28年度同期比58％、平成27年度同期比24％、過去５年平均比３％）でした。累計水揚量は１トン（平成28年度同期比73％、過去５年平均比４％）となりました。

※集計値は、岩手県水産情報配信システムによるものです。