平成30年11月14日発行
三陸海域への来遊量は増加するが、東側を南下する魚群もあり、低位水準。
11月9日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「平成30年度第7回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (平成30年11月中旬から12月下旬) 抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
来遊量は少なく、終漁となる。
(2)漁場
漁場は形成されない。
2 三陸海域
(1)来遊量
11月中旬は、来遊量は増加するものの、三陸海域よりも東側を南下する魚群もあり、低位水準である。11月下旬から12月中旬は、来遊量は減少する。12月中旬は断続的な来遊となり、終漁となる。
(2)漁場
11月中旬は三陸北部から南部が漁場となる。11月下旬から12月中旬は、三陸南部が漁場となる。
3 常磐海域
(1)来遊量
11月中旬から下旬は、来遊量は増加するものの低位水準である。12月上旬から来遊量は減少し、12月中旬から下旬は断続的な来遊となる。
(2)漁場
11月中旬から12月下旬は常磐北部が漁場となる。
※水準について
高位水準:大型船(100t以上)が一晩で満船になる量
中位水準: 〃 が二晩で満船になる量
低位水準: 〃 が三晩で満船になる量
ご意見等は、漁業資源部(担当: 佐藤)までお寄せ下さい。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.jafic.or.jp/gyokaikyo/sanma/20181109.pdf