令和元年10月1日発行
三陸海域では、10月下旬になると来遊があるが、来遊量は極めて少ない。
9月30日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2019年度第3回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (令和元年10月上旬～11月中旬) 抜粋
・対象海域：道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業：さんま棒受網漁業
・対象魚群：南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
・ 10月上旬は来遊がない。
・ 10月中旬～下旬は、沖合から魚群が来遊する可能性があるが、来遊量は極めて少なく断続的である。
・ 11月上旬以降は、魚群の来遊が少なく、終漁となる。
(2)漁場
・10月上旬の主漁場は道東海域より東側の公海となる。
・10月中旬～下旬に、襟裳岬東～南東沖の沖合に散発的に漁場が形成される。
・11月上旬は、漁場は形成されない。
2 三陸海域
(1)来遊量
・10月上旬～10月中旬は来遊がない。
・10月下旬～11月中旬も来遊は極めて少なく来遊は断続的。
(2)漁場
・10月下旬～11月中旬に、漁場が形成される可能性があるが、漁場は三陸沿岸から離れた沖合となる。
3 常磐海域
(1)10月上旬～11月上旬は、来遊はない。11月中旬は、来遊があっても少なく断続的。
(2)10月上旬～11月上旬は、漁場は形成されない。11月中旬は、来遊量が少なく漁場は形成されない。
ご意見等は、漁業資源部(担当: 佐藤)までお寄せ下さい。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.jafic.or.jp/gyokaikyo/sanma/20190930.pdf