令和元年10月17日
本県での大型クラゲの大量出現の可能性は低い
一般社団法人漁業情報サービスセンターがとりまとめた結果の概要を紹介します。
1.本県における大型クラゲ出現状況(図1)
9月21日に久慈地区の定置網で2個体の入網が確認されましたが、それ以降の出現は確認されておりません。
2.全国の大型クラゲ出現状況の概要(図1)
最近2週間の出現状況は、日本海側では底びき網で、東北太平洋側では定置網及び底びき網で確認されております。ただし、いずれも散発的であり少量の入網にとどまっています。
※7月下旬に長崎県から島根県の広範囲で大量出現が確認されたため、本県への大量来遊が心配されましたが、8月以降は全国的に減少傾向で推移しています。
上記1及び2の情報から判断すると、本県での大量出現の可能性は低いと考えられます。ただし、少量でも操業に影響がでることもありますので、定期的な情報収集をお願いします。
また、県内での入網状況や目撃情報などありましたら、最寄りの水産部、水産振興センター、または水産技術センターまでお知らせください。
(参考)
大型クラゲに関する情報は、漁業情報サービスセンターが随時ホームページで公開しておりますので、併せて御覧ください(URL:http://www.jafic.or.jp/kurage/)。