令和元年10月31日発行
11月上旬~中旬に三陸北部、11月下旬~12月上旬には三陸南部で漁場が形成される可能性がある。
10月30日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2019年度第6回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (令和元年11月上旬~12月中旬) 抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
・11月上旬は、断続的にではあるが来遊がある。
・11月中旬以降は、魚群の来遊が少なく、終漁となる。
(2)漁場
・11月上旬は、落石南~厚岸南沖、および襟裳岬沖に散発的に漁場が形成される。
・11月中旬は、漁場は形成されない。
2 三陸海域
(1)来遊量
・11月上旬は、来遊は断続的である。11月中旬は低位水準で増加するが、11月下旬は減少する。
・12月上旬には来遊が断続的となり終漁となる。
・多くの魚群は、三陸海域よりも東側を南下する。
(2)漁場
・11月上旬~中旬に三陸北部に、11月下旬~12月上旬には三陸南部に漁場が形成される可能性がある。
・主漁場は三陸沿岸から離れた沖合である。
3 常磐海域
(1)来遊量
・11月上旬は、来遊はない。11月中旬~12月中旬は、来遊があっても少なく断続的である。
(2)漁場
・11月下旬~12月中旬に常磐海域北部で漁場が形成される可能性があるが、散発的である。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.jafic.or.jp/gyokaikyo/sanma/20191030.pdf