令和2年10月30日発行
11月上旬~中旬の来遊量は、低位水準である。
10月29日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから、「2020年度第6回サンマ中短期漁況予報」が発表されましたので概要を紹介します。
今後のサンマ漁況の見通し (11月上旬~12月中旬)抜粋
・対象海域:道東海域、三陸海域、常磐海域
・対象漁業:さんま棒受網漁業
・対象魚群:南下回遊群
1 道東海域
(1)来遊量
・11月上旬は、低位水準であり、11月中旬以降は来遊がない。
・道東海域よりも南側を南下する魚群が多く、道東近海への来遊は極めて少ない。
(2)漁場
・11月上旬は、落石~厚岸の沖合と襟裳岬沖に散発的に漁場が形成される。
2 三陸海域
(1)来遊量
・11月上旬~中旬は、低位水準である。
・11月下旬~12月上旬は、低位水準で減少する。12月中旬は、魚群の来遊は断続的となる。
(2)漁場
・11月上旬~下旬は、三陸北部~南部に漁場が形成される。
・12月上旬は、三陸南部に漁場が残る。12月中旬は、漁場は形成されない。
3 常磐海域
(1)来遊量
・11月上旬は、来遊があるが断続的である。11月中旬~12月中旬は低位水準である。
(2)漁場
・11月上旬~12月中旬は、常磐北部に漁場が形成される。
詳しくは漁業情報サービスセンターのホームページをご覧ください。
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