2020年度 第2回 太平洋スルメイカ中短期漁況予報(漁況情報号外)

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令和2年11月4日発行

来遊量は前年を上回る

10月30日に一般社団法人漁業情報サービスセンターから「2020年度 第2回 太平洋スルメイカ中短期漁況予報」が発表されましたので、内容を紹介します。
第2回太平洋スルメイカ長期漁況予報の公表(9月29日)後の漁況経過等を主要な情報として、11月におけるスルメイカの来遊量を予測したものです。

今後のスルメイカ漁況の見通し (令和2年11月) 抜粋

対象海域:道東太平洋海域、根室海峡~オホーツク海、津軽海峡~道南太平洋海域、常磐~三陸海域
対象漁業:いか釣り、底びき網、定置網、まき網
対象魚群:冬季発生系群(令和2年級群)

1 道東太平洋海域(いか釣り、底びき網)

(1)来遊量:前年を下回る。
(2)漁期・漁場:漁場形成は散発的となり、11月で終漁となる。

2 根室海峡~オホーツク海(いか釣り、定置網、底びき網)

(1)来遊量:前年を下回る。
(2)漁期・漁場:明瞭な主漁期が無いまま終漁する。

3 津軽海峡~道南太平洋海域(いか釣り、定置網)

(1)来遊量:前年を上回る。
(2)漁期・漁場:対象期間を通じて漁場となる。

4 常磐~三陸海域(いか釣り、底びき網、定置網、まき網)

(1)来遊量:前年を上回る。
(2)漁期・漁場:対象期間を通じて漁場となる。

御意見等は、漁業資源部(担当: 相生)までお寄せください。

なお、本予報の詳細については、一般社団法人漁業情報サービスセンターwebページ
(https://www.jafic.or.jp/information/2020/10/30/464/)を御参照願います。